05.29.07:35
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10.07.03:29
ヒースのこと。
「id」の主人公、ヒースのことをタラタラ書いてます。
無駄に長いです。
ライトでポップなノリのダークストーリー、「id」の主人公。
闘技場の賭け試合に参戦していたディマカエリ。数々の犯罪暦を持ち、その抹消を条件に真王討伐の勇者に仕立て上げられる。
過去に真王の手で故郷を滅ぼされており、一応名目上は体のいい復讐らしいが真意は不明気味。
キラー衛星へのアクセスコードを遺伝子に書き込まれており、また起動・制御用の単結晶チップを持っている。キラー衛星の設計者であるラウルスの息子で、生後すぐに冷凍睡眠に掛けられた、「人族(古代人)」の純血種。その為、古代人を絶滅に追いやったウィルスへの抗体(id)を持たず、抗体に共振・共鳴することで効力を発揮する真法が一切効かない特異体質(真法を使うことは出来る)。
思考回路が素で悪人寄りではあるものの、あんまり悪いことをしているという自覚は無く、また悪いことをしてやろうという意図も無い臭いです。本人にその辺の自覚症状がないせいか、ワリと常識人でまともなことを言っているようにも聞こえるから不思議(育ちのせいでやや現実的でシビア、かつ辛辣で皮肉屋な傾向はある)。
オン・オフが激しく興味のないことには投げ遣り気味。ただし排他的である一方、子供好きというか、自身の境遇を重ねてか弱者には同情的な一面を併せ持つ。が、やはり同情はしても手を貸すということはあまりない。エリヤやアプリコット程度に同情の余地があれば、自分の復讐の片手間というか、暇潰しくらいのノリで親身に世話を焼いてくれる。恐らくはこれが彼の本来の性分で、夜耶に故郷を滅ぼされなければ、或いは国がもう少し違った対応をしてくれてさえいればもっと違った生き方が出来ただろうに、の典型(合掌)。最早吹っ飛んだ螺子の数が一本や二本で済まない彼は、ホンモノの同情と哀れみを子供達に向ける一方、世界を破滅させることに何の疑問も矛盾も持たない存在に成り果てているらしい。
あれだけあくどい同士討ちや誘惑といった類の姦計を張り巡らせているクセに、意外と無学。必要最低限の読み書きが辛うじて出来る程度の知識しか持ち合わせていない(小学校高学年程度と思われる)。しかも誤字脱字が多い。また、計算式ともなるとサッパリで、割り算がギリギリ、分数や少数が入ってくるともう危ない。ただし、答えを導き出すまでの道筋を公式などであらわしたり、その公式の意図するところを理解出来ない(下手すると式そのものの原理を理解出来ていない)だけで、何をどうすればどういった条件下でそういった現象が起きる、ということは理解出来ている(途中の式をすっ飛ばしてイキナリ答えだけポーンと出てる感じで、それを人に説明出来ないらしい)。
手先が器用(『とうぞ●のかぎ』程度ならピッキング可)。手癖が悪く、挨拶代わりのピックポケットは最早日常茶飯事。意外と料理上手で、簡単で手際の良い料理から、手の込んだ玄人向けの料理まで幅広く作ることが出来る。また、実は甘党。更に言えばふわふわしてたり、ふかふかしてたりするものが大好きらしい。
夜耶に故郷を滅ぼされた後、マンホールチルドレンとして暮らしていた。左足の小指が無いのは、当時凍傷になり切除したため。
利き手は左。ただし矯正しているので右手でもある程度のことはこなせる。投げナイフの的中率は両手とも変わらない。
やや特殊体質(真法無効)ではあるものの、戦闘能力は常人と大差なく超人的能力を秘めているワケでもない。他人の傷を自分に移す能力を持つが、自分で自分の傷は治せない(と、いうか『id』世界には治癒真法という概念がない)のであんまり意味がないカンジ。とはいえ、人気ディマカエリの名は伊達でなく一般市民は軽く凌ぎ、数人の下級兵士などとも真っ向から互角以上に渡り合うことが可能。ただし正規訓練を受けた上級騎士や、歴戦の傭兵相手では軽く転がされてしまう。形式ばった真っ向勝負より、乱戦・奇襲が基本スタイル。なので、上級騎士相手でも乱戦に持ち込めばある程度の勝機はあるが、手練の傭兵相手ともなるとやはり正攻法で勝てるほどの戦闘能力は無い。
夜耶襲撃直後は、自身の所為で故郷が滅ぼされた(と思ってる)罪悪感と、そこから逃れたいが為の復讐心で自分を繋いでいたが、10歳にもならないお子様が、毎日毎日そんなことばっか考えて1人生きていけるほど世の中も甘くはなく、その内毎日を生き抜き生を繋げるのに精一杯で復讐どころではなくなる。ある程度の年齢になって、漸く過去に復讐を誓っていたことに気持ちを向ける程度の余裕が出てきたものの、既に当時のような情熱はなく「他にやることもないし、世界相手に何処まで何をやれるか試してみようか」、くらいのノリで復讐を再開。「そういえば真王は仇なんだよな」、「そういえば政府は何もしてくれなかったな」、という感じで「だから、確か俺は世界を憎んでるだった」、という。そうしたら思いの外自分の言葉一つで周囲が混乱する様が楽しくて病み付きに。アルシュから大々的に「勇者」として真王討伐を仰せ付かり、監視付きとはいえその特権を大いに利用し、また監視すらも有効利用するという楽しみっぷり。趣味にどっぷり浸かっている際の彼は実にイキイキとしています(普段はワリとローテンション)。とはいえ、趣味と割り切るほどの自覚症状はやはりなく、「復讐」という大義名分に縋らないと自分の異常性を認めてしまうことになりそうで、その辺はまだまだ怖いんだとか(でもアプリコット殺した辺りから色々と吹っ切ったかも)。
・メモ
「嵐が丘」より、「リア王」イメージ。
【ヒース(エリカ)の花言葉】
孤独・謙遜・休息・心地よい言葉・博愛
紫――閑静
白――幸せな愛を
淡雪――協力・無欲さ
気が向いたら増えます。
無駄に長いです。
ライトでポップなノリのダークストーリー、「id」の主人公。
闘技場の賭け試合に参戦していたディマカエリ。数々の犯罪暦を持ち、その抹消を条件に真王討伐の勇者に仕立て上げられる。
過去に真王の手で故郷を滅ぼされており、一応名目上は体のいい復讐らしいが真意は不明気味。
キラー衛星へのアクセスコードを遺伝子に書き込まれており、また起動・制御用の単結晶チップを持っている。キラー衛星の設計者であるラウルスの息子で、生後すぐに冷凍睡眠に掛けられた、「人族(古代人)」の純血種。その為、古代人を絶滅に追いやったウィルスへの抗体(id)を持たず、抗体に共振・共鳴することで効力を発揮する真法が一切効かない特異体質(真法を使うことは出来る)。
思考回路が素で悪人寄りではあるものの、あんまり悪いことをしているという自覚は無く、また悪いことをしてやろうという意図も無い臭いです。本人にその辺の自覚症状がないせいか、ワリと常識人でまともなことを言っているようにも聞こえるから不思議(育ちのせいでやや現実的でシビア、かつ辛辣で皮肉屋な傾向はある)。
オン・オフが激しく興味のないことには投げ遣り気味。ただし排他的である一方、子供好きというか、自身の境遇を重ねてか弱者には同情的な一面を併せ持つ。が、やはり同情はしても手を貸すということはあまりない。エリヤやアプリコット程度に同情の余地があれば、自分の復讐の片手間というか、暇潰しくらいのノリで親身に世話を焼いてくれる。恐らくはこれが彼の本来の性分で、夜耶に故郷を滅ぼされなければ、或いは国がもう少し違った対応をしてくれてさえいればもっと違った生き方が出来ただろうに、の典型(合掌)。最早吹っ飛んだ螺子の数が一本や二本で済まない彼は、ホンモノの同情と哀れみを子供達に向ける一方、世界を破滅させることに何の疑問も矛盾も持たない存在に成り果てているらしい。
あれだけあくどい同士討ちや誘惑といった類の姦計を張り巡らせているクセに、意外と無学。必要最低限の読み書きが辛うじて出来る程度の知識しか持ち合わせていない(小学校高学年程度と思われる)。しかも誤字脱字が多い。また、計算式ともなるとサッパリで、割り算がギリギリ、分数や少数が入ってくるともう危ない。ただし、答えを導き出すまでの道筋を公式などであらわしたり、その公式の意図するところを理解出来ない(下手すると式そのものの原理を理解出来ていない)だけで、何をどうすればどういった条件下でそういった現象が起きる、ということは理解出来ている(途中の式をすっ飛ばしてイキナリ答えだけポーンと出てる感じで、それを人に説明出来ないらしい)。
手先が器用(『とうぞ●のかぎ』程度ならピッキング可)。手癖が悪く、挨拶代わりのピックポケットは最早日常茶飯事。意外と料理上手で、簡単で手際の良い料理から、手の込んだ玄人向けの料理まで幅広く作ることが出来る。また、実は甘党。更に言えばふわふわしてたり、ふかふかしてたりするものが大好きらしい。
夜耶に故郷を滅ぼされた後、マンホールチルドレンとして暮らしていた。左足の小指が無いのは、当時凍傷になり切除したため。
利き手は左。ただし矯正しているので右手でもある程度のことはこなせる。投げナイフの的中率は両手とも変わらない。
やや特殊体質(真法無効)ではあるものの、戦闘能力は常人と大差なく超人的能力を秘めているワケでもない。他人の傷を自分に移す能力を持つが、自分で自分の傷は治せない(と、いうか『id』世界には治癒真法という概念がない)のであんまり意味がないカンジ。とはいえ、人気ディマカエリの名は伊達でなく一般市民は軽く凌ぎ、数人の下級兵士などとも真っ向から互角以上に渡り合うことが可能。ただし正規訓練を受けた上級騎士や、歴戦の傭兵相手では軽く転がされてしまう。形式ばった真っ向勝負より、乱戦・奇襲が基本スタイル。なので、上級騎士相手でも乱戦に持ち込めばある程度の勝機はあるが、手練の傭兵相手ともなるとやはり正攻法で勝てるほどの戦闘能力は無い。
夜耶襲撃直後は、自身の所為で故郷が滅ぼされた(と思ってる)罪悪感と、そこから逃れたいが為の復讐心で自分を繋いでいたが、10歳にもならないお子様が、毎日毎日そんなことばっか考えて1人生きていけるほど世の中も甘くはなく、その内毎日を生き抜き生を繋げるのに精一杯で復讐どころではなくなる。ある程度の年齢になって、漸く過去に復讐を誓っていたことに気持ちを向ける程度の余裕が出てきたものの、既に当時のような情熱はなく「他にやることもないし、世界相手に何処まで何をやれるか試してみようか」、くらいのノリで復讐を再開。「そういえば真王は仇なんだよな」、「そういえば政府は何もしてくれなかったな」、という感じで「だから、確か俺は世界を憎んでるだった」、という。そうしたら思いの外自分の言葉一つで周囲が混乱する様が楽しくて病み付きに。アルシュから大々的に「勇者」として真王討伐を仰せ付かり、監視付きとはいえその特権を大いに利用し、また監視すらも有効利用するという楽しみっぷり。趣味にどっぷり浸かっている際の彼は実にイキイキとしています(普段はワリとローテンション)。とはいえ、趣味と割り切るほどの自覚症状はやはりなく、「復讐」という大義名分に縋らないと自分の異常性を認めてしまうことになりそうで、その辺はまだまだ怖いんだとか(でもアプリコット殺した辺りから色々と吹っ切ったかも)。
・メモ
「嵐が丘」より、「リア王」イメージ。
【ヒース(エリカ)の花言葉】
孤独・謙遜・休息・心地よい言葉・博愛
紫――閑静
白――幸せな愛を
淡雪――協力・無欲さ
気が向いたら増えます。
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