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05.16.09:43

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  • 05/16/09:43

06.13.22:48

ストイケイオン不応症





先天性エアル同調疾患。ただし、罹患するのは満月の子に限るという奇病。
生まれながらにして魔導器[ブラスティア]に頼ることなくエアルに干渉・行使が可能な満月の子の血統にありながらその一切の能力を持たない者を指す。その為、「凶星の許に生まれた者」という意であるアストロソスという差別用語で呼ばれることもある。

満月の子に限らず一般的な術技の行使は体内のエアル、或いはマナと周囲のエアルとの同調によって成立する。満月の子は同調補助器具に相当する武醒魔導器を介することなく、直接エアルに干渉することが出来る者を指す為、術技行使の際、自身の内包するエアルないしマナを瞬間的に武醒魔導器と同等の式に構築している。満月の子とはエアルに対する許容量と親和性の極めて高い人間であると言える。
だが、一般人にも魔導器さえ仲介させれば術技の行使が可能な程度のエアルを持つ中、ストイケイオン不応症患者は武醒魔導器の介入をもってしても術技の行使には至らないほどのエアルしか持たず、その為エアル=魂といった考えを持つエアル信仰主義者などからは魂無き者として差別されることも多い。





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